ジェームズ・ディーンの眼差し
2004年11月24日 Anthology眠っている間に必ず,朝は来る。
起きて目を覚ましていても,夜の薄闇から明るさが透けてくる。
上を見ない間にきっと,空は“瞬間”を放つ。
いつだって,一人でいられる空間に自分を取り戻す。
他人から投げられるタテマエに一人揺らされ,
その本意がどこにあるのかと,そこばかり思いがうかがう。
知る毎に,自分の力の無さに気付かされる。
知りすぎたことに,後悔は無い。
知られすぎる事を,蝕まれていくようで後込みして拒んでいる。
鏡の中の反対の自分に笑いかける。
今日この笑った顔で、あの人に笑いかけた。
おでこにしわを寄せてジェームズ・ディーンの上目遣い。
悲しみはささやく。
寂しさは空ろに響く。
優しさはほころぶ。
喜びは手の先まで広がっていく。
悲しさは朧に、
寂しさはふっとする途惑い
優しさは痛みを知ることの昇華
愛おしさを感じるのは真っ直ぐから
一瞬の輝きはいつまでも色褪せないと。そういうものなのだろうか。
「闇があるから光が眩しいのだ,暗闇の中にいるからこそ光に引き寄せられるのだ」。
どこかでこれと同じような台詞を聞いた。
そうかもしれない。だけど、
光が周りを見せるから,闇の存在を知るようになるのだと,そうも思う。
光の中にいるから闇に誘われて、
闇に留められているから光に手が届いたらと切に願う。
さあ、これもどこかで聞いたかな。
今、深く望むのは、
世界中から銃や兵器が消滅する事。
全てが良い方向へ向かい始める事。
そして、貴方の望む自由を。
聴いたことにはそれなりの、感情の動きがあるはずで、
知っている事に、時に感じる重みは倍増して、
それを抱き抱え続ける事が、自分の強さにもなる。
同じように人の多面な部分をどこまで見れるかは
見る人の側の見方や感じ方に大きく左右されるものだと。
当たり前な事なのに、
そんなこととっくに知っている、と分かってることも
現実に目の前に持ち出される時、
自分の力のあまりの小ささに沈められる。
自分の世界の狭さや、問題の大きさの差の大きさに
何もできない事に、心嘆く。
秋桜様 ◇◆◇
お気に入りにさせて頂きました m(_ _ )m"
起きて目を覚ましていても,夜の薄闇から明るさが透けてくる。
上を見ない間にきっと,空は“瞬間”を放つ。
いつだって,一人でいられる空間に自分を取り戻す。
他人から投げられるタテマエに一人揺らされ,
その本意がどこにあるのかと,そこばかり思いがうかがう。
知る毎に,自分の力の無さに気付かされる。
知りすぎたことに,後悔は無い。
知られすぎる事を,蝕まれていくようで後込みして拒んでいる。
鏡の中の反対の自分に笑いかける。
今日この笑った顔で、あの人に笑いかけた。
おでこにしわを寄せてジェームズ・ディーンの上目遣い。
悲しみはささやく。
寂しさは空ろに響く。
優しさはほころぶ。
喜びは手の先まで広がっていく。
悲しさは朧に、
寂しさはふっとする途惑い
優しさは痛みを知ることの昇華
愛おしさを感じるのは真っ直ぐから
一瞬の輝きはいつまでも色褪せないと。そういうものなのだろうか。
「闇があるから光が眩しいのだ,暗闇の中にいるからこそ光に引き寄せられるのだ」。
どこかでこれと同じような台詞を聞いた。
そうかもしれない。だけど、
光が周りを見せるから,闇の存在を知るようになるのだと,そうも思う。
光の中にいるから闇に誘われて、
闇に留められているから光に手が届いたらと切に願う。
さあ、これもどこかで聞いたかな。
今、深く望むのは、
世界中から銃や兵器が消滅する事。
全てが良い方向へ向かい始める事。
そして、貴方の望む自由を。
聴いたことにはそれなりの、感情の動きがあるはずで、
知っている事に、時に感じる重みは倍増して、
それを抱き抱え続ける事が、自分の強さにもなる。
同じように人の多面な部分をどこまで見れるかは
見る人の側の見方や感じ方に大きく左右されるものだと。
当たり前な事なのに、
そんなこととっくに知っている、と分かってることも
現実に目の前に持ち出される時、
自分の力のあまりの小ささに沈められる。
自分の世界の狭さや、問題の大きさの差の大きさに
何もできない事に、心嘆く。
秋桜様 ◇◆◇
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