■ United93 ユナイテッド93
すごい映画だった。

なんていうか、

すごい映画だった。


お涙頂戴でなく、淡々と過ぎていった時間と経過を映している。

正直、アメリカの都市の名前がバンバン出てきたが、どれがどの州にあるのか、どことどれぐらい近いのか、さっぱりだった・・・
飛行場の管制塔・軍など、地上のパニック状況と対応も、専門用語有りで分かりにくい所も結構あった。

でも、
何よりも、リアルだった。
恋愛ネタを入れるわけでもなく、ある一人にスポットを当て続けるでもなく、私たちの既に知っている終末に進んでいく。

結末は知っている。知っていた。
そう、その状況で終わったのだ。

ラストシーンの映像が、頭のなかのイメージとして今でも強く呼び起こせる。
ああ、あの日、
ユナイテッド93便のなかで、これが現実だったのだと。

自分がこの乗客の中にいたとしたら、と
考え始めて、すぐにそこから先は考えられなくなった。
私には、そう想定してシミュレーションすることは出来ない。

これが現実に起こったテロ行為の末路。

自爆テロのどこが、神聖なものなのだろうか。
どこまで考えても、憤りを感じる。

バカだ。
人間は浅はかだ。
人の力は無力だ。


9月11日、
ニューヨーク 貿易センタービル 崩壊

テレビの前で、何度見せられただろうか。
胸がむかついた。
頭がグジャグジャになった。
ひどい、ひどいひどい。
めちゃくちゃに悔しかった。



あれから5年。
5年も経ったんだ。
毎年思い出すこの日。

そして、これだけ経てばそろそろ映画ネタにできるとアメリカ人は考え始めたらしい。
『ユナイテッド93』
『ワールド・トレード・センター』

前者を見た私は、後者を見たいと思えなくなった。

わかる。知ってる。
どんなに多くの人が、家族をなくしたか、愛する人を奪われたか。
私などにそれらの人たちの感情や思いを推し量るなど出来るはずも無いが、
その事実は知っている。

その現実を知っている。
だからこそ、ラブストーリーをやや前に押し出したようなお涙頂戴ハリウッド映画は、見たくない。
そのシーンだって本当にあったかもしれない。
だけど、それを 「アクション」−「カット」で区切られて編集されたものを、見たいとは思わない。
有名俳優が出るような、感動させる為に書かれた台詞を、
この9.11を背景にしたのならそれを見るのは嫌だ。
そんな映画は嫌だ。
ドキュメンタリー映画ならともかく、
私はそんな映画は作りたくない。撮りたくない。演じたくない。

そしてこれは、、、
そう、
おキレイでいたい私の、自意識過剰で自己中な感想だ。
なんか、がっかり・・・
メッセージが何も残らなかった。

やっぱり“軽めタッチ”の恋愛ものって好きくないな〜。

脇役の、大泉洋さん&佐藤二朗さんのコンビはすごかった。
笑えた。周りも笑ってた。

続く・・・かも

STAR WARS - Episode?

2005年5月29日 映画
パソコンの壁紙をスター・ウォーズ?にした。。。

パソコンのスクリーンセイバーをスター・ウォーズ?にした。。。

スター・ウォーズ?のオフィシャルサイトをお気に入りに追加。。。

やばい、、、スター・ウォーズにどんどん染まっていく・・・

日本では7月9日公開の『スター・ウォーズ エピソード? - シスの復讐』(以下『SW』)

待ち遠しいぞ、このやろう!!!



『SW』では、旧三部作がめちゃくちゃ好きだった。
テレビで見たのかビデオで見たのか、それは忘れたが、
小ガキ時代のいつ頃か、(多分、高学年の頃だった気が、、、)
このシリーズの『SW4』を初めて見た時以来、
その時から、SWはもちのろん、映画の魅力に、
はまった。


映画とは何ぞや。
私にとって映画とは、どんなものか?

それは、「「「 全てを忘れて別世界に行ける 」」」 ということ。

    「「「 空想を、思い描いた理想を、形にできる 」」」 ということ、

    「「「 客観的な見方を教えてくれる 」」」 ということ、

    「「「 私に『夢』を与えてくれたもの 」」」。


そして、「「「 それを創る側になるのが、私の『夢』だ 」」」



くそ生意気なガキだった時分から、本を読むのが大好きだった。
読んでいるストーリーを想像して、勝手にイメージを膨らませて、
自分がこのヒーローだったら、
同じ世界の住人だとしたらと、
いつだって、
読んでいる間中も、読み終わったあとも、
ずっと空想している。
あの読み進んでいく時の、ドキドキして、ワクワクして、ハラハラして、、、
その感じがたまらなく好きだ。
推理ものだとしても、種明かしまでの過程が好きだし、
SFやヒーローものなら、やっぱり主人公の主人公たる面に興味深々だし、
人間ドラマなら、どうしても感情移入してしまうもので。

ただ、本の場合、挿絵があったって、どうしても、
主人公が生き生きと動くには、冒険するには、
文字にくぎづけになって、文章そのものが躍動してきて、
そうやって、自分でイメージ象やその世界の風景を
『自己創造』 していく。
はまり込む時には、そういうものがあってそうなるからには、
その中に自分で作り上げた"美化"的要素も少なからず込めてしまうし、
だからこそ、
好きだった本や小説や物語が映画化されると、
自分で持っていたイメージが壊されて、
 自分で勝手に作り上げていたものなのに、
裏切られたように感じてしまうことが多い。

だから、出来る限り、原作本+ノベライズ本は
"映画を見てから" と、決めている。

さて、
どうもこうも、まとまらない文章になってしまうのは
“好きなこと”について話すとそうなってしまうのだと、
  言い訳しておこう。



もう一度言う。
映画が好きだ。

だけどやっぱり、気に入る映画は限られてくるし、
なんじゃこりゃと、見て損をしたような気分にさせられる映画も多いことに気付いた。
(そういうのも結構多い;;)

さっき言っていた事に付け足したい。
本はやっぱり読む人それぞれがイメージを作り上げてしまうものだと思う。
それから、文章でいかに状況や光景を、磨き上げた言葉を使って表現したとしても、
それを読み取る『読み手』の読解力や創造力で、
『書き手』の伝えたい事全てが伝えられない部分が多かれ少なかれ出てくる。
それはやっぱり、文字で伝えられることの限界が、
"無いわけではない" ということなのかもしれない。
それでも、本を読むのは好きだし、本から読むことによって
感動したり、登場人物らのそれぞれの心境を知ることが出来たりと
文章として伝える事の意義は、私達が知っているよりも計り知れないと思う。



映画。
確かに、ただの受身の娯楽という一面もあるかもしれない。
あまり考える事を求められずに、
途中つまらなくても、時間〃〃でストーリーは進んでいってくれるし、
ストーリーや世界やキャラクターを自分で創造することもなく、
悪く言えば、あまり頭を使わなくても楽しめる『楽』なもの。
でも、やっぱり、本を読むことでは味わえない魅力が、映画にはある。

映像だからこそ魅せられるもの。
音響効果があるからこそ、よりリアリティが増す。
俳優のちょっとした表情に、、、やられたりする。。。
耳から聞くことによって印象に残る台詞がある。
カメラアングルや、シーンのつなぎ方でそのシーンの印象が強く残ったりする。
最後のエンドロールの間に、色々と考えさせられてたりする。
違和感のあるストーリー展開に一人、ツッコんでたりする。
だから、やっぱり、
映画は、映像、音響、視覚効果、俳優、スケール、世界、感情移入、
    俳優、演出、映像編集
その他、様々な要素が集められて、一つのストーリーに作り上げられるものだからこその、おもしろさがある。
そう、
そこが、おもしろい。
傑作でも、駄作に思えるものでも。
と、
私は思うのである。
◇◆◇ ウィンドロード様
◇◆◇ 秋林 瑞佳様
    のお二方。リンクさせていただきました。m(_ _ )m"

  「オペラ座の怪人」はオマケ感覚で臨んだのですが、予想を遥かに越えて良かったです。
   ファントム、クリスティーヌ、ラウール の三人はもちろん、その他の歌い手達もすごい。
   少し長く感じるシーンはあったけど、歌は曲も声もいいし、映像もきれい。
   こんなに‘後に残る映画’って久しぶりだった気がします。
   スーザン・ケイ Susan Kay 作の ファントム Phantom
   北条 元子 翻訳 が好きですね。本としておもしろい。








<<< 下記リンクは一本を除いて、全て Apple Movie Trailer からです。 >>>
     全て English で日本語字幕はありません。悪しからず。



★★★★* オペラ座の怪人 ・・・ もう2,3回は見たいぐらい
http://www.apple.com/trailers/wb/thephantomoftheopera/trailer/large.html

 ビューティフル・デイズ ・・・ 予告編を見て。
                     映画館までは見に行かないだろうな

 セルラー ・・・ う〜ん。う〜〜〜〜n。ちょっと見てみたいかも。

●●゜ アイ・アム・デビット ・・・ なんかちょっと、気になってる。
http://www.apple.com/trailers/lions_gate/i_am_david/large.html

●●●●゜ モーターサイクルダイアリーズ ・・・ もう上映終わってる。行こうとは思ってた。
                            この映画、一般評価高いよね。
http://www.apple.com/trailers/focus_features/the_motorcycle_diaries.html

●●●゜ オオカミの誘惑 ・・・ チラシを見て。なんか気になる。
                   恋愛モンだし韓国映画、普段だったら興味も湧かないはずなのに。

●●●●●゜ ダヴィンチ・コード ・・・ 原作はめちゃおもしろい。特に(上)巻
                       2006年公開(?)

●●●゜ ナショナル・トレジャー ・・・ ↑ と繋がりがあるらしい???
http://www.apple.com/trailers/disney/national_treasure/trailer/large.html



☆★☆★☆ キングダム・オブ・へヴン ・・・ 「Because・・・.」 その通り。
                          今度こそちゃんと役作りの成果を。これ以上弓だけは使うなよ!
       http://www.apple.com/trailers/fox/kingdom_of_heaven/trailer_lg.html


+α
■ 日本版のTrailerよりこっちの方が好きかな...
   日本版は挿入歌が好き。
      http://www.apple.com/trailers/independent/nobody_knows_daremo_shiranai.html
  (日本版Trailer: http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/trailer.htm )
■ こんなのでいいのか??!これでストーリーがあるのか??!
   大いにギモン&興味深々
    原作読んでないので分かりません。読まずに見たいな。
     今のところはジャック船長のキャラの方が好き
      http://www.apple.com/trailers/wb/charliechocolatefactory/large.html



以上。
これだけ。